「ひぐらしのなく頃に」の曲の歌詞集です。少しずつ増やしていきたいと思います。


想い-You were in the wind of summer-


夏の風が拡(ひろ)がる この場所で
木陰では あなたの髪が揺れていた

止(と)め処(ど)なく溢(あふ)れ 止まらない気持ち

その声も
その手も
その瞳も
全てが愛しくて

明日も ふたりで 肩を寄せ合えたなら
わたしが望むものは あなたが優しく囁(ささや)いてくれるから
あなたは いつでも 夏の風の中で
佇(たたず)んで 暖かく 微笑んでくれるから
穏やかに眼を閉じれる

夢を見てるような 終らない夏が
柔らかく 睫(まつげ)毛と頬(ほお)を撫(な)でる
流れる季節の中 わたしとあなたが
同じ空をまた 見られるように

蒼く燃える空が
未来を映す

親愛なるあなたへ この唄を

温かい胸に
ゆっくりと 微睡む

幸せの鼓動は
すぐそばに


Dear You -feel-

私は胸の傷 あなたに告げずに
ただ迫る痛みに 跪く

ひとつの こころを 二人で抱きしめていた
私とあなたは ひとつだった
二人が 一人になって 手に入れたもの
それは望んでいたものではなかった

汚れた 背中を這いずるのは 消えない傷 犯した罪
もう 戻れない遠い日を 追いかけても 届かない

君は 軽い風と太陽の下で
そう 笑ってて

この暖かい場所を守るためならば
わたしは何にでも変わってみせる
明日を作るために生きてるから
毎日 しあわせを見つけているよ

あなたの 手のひらから伝う 35度の体温で
こんなにも強くなれるから 涙は零(こぼ)せない

私は胸の傷 あなたに告げずに
ただ迫る痛みに 跪く
だけど季節は 待ってくれないから
痛み乗り越え 明日へ歩こう


Dear You -Kind- (紗都子版)

信じている だけど こころの 端(はし)っこで
不安が少しだけ 影を落とす

あの暖かさがずっと 側に在(あ)ることを
疑わなかった 子供 だった
なみだ堪え くちびるを ぎゅっと噛(か)み
強くなったと 笑えるように

どうか その手の体温が 嘘(うそ)ではないと教えて欲しい
優しい声で 名前を呼んで 私をもう 置いて行かないで


 願い 祈り 何度も叫んだ
  だけど 声は 届かない


今はただ 形は 目に見えないけれど
いつだって わたしを守ってくれる
あなたの優しさは 陽(ひ)溜(だ)まりに溶けて
幸せ消えずに ずっと側に居る


気付かないものは多すぎて 無くした時にやっと解(わか)る
ベッドの中でふざけあって あなたの 腕で 眠りたい...

いつかまた あなたと逢(あ)える その時は
"ただいま"って笑って 髪を撫でて
夢みてる いつも 小さなこの場所で
抱きしめてくれる日を 待っている


Dear You -Hope- (梨花版)

祈りはどんなに祈っても届かず
呟く声は蝉(せみ)時雨(しぐれ)に消える

もう何度引き裂かれ 千切れただろう
希望が絶望に変わっただろう
今度こそ強くなると 約束するわ
だから今は この手を握ってて

また開幕の合図が響(ひび)く 仕方なく繰り返しを踊る
この世界を綴(つづ)る物語 終末(しゅうまつ)はあなただけの為(ため)に

小さく 祈り続ける
ただ ただ 「幸せに」

残された未来がもう少なくても
大切なものを守り通したい
その為には神様に逆らうことも
迷わず厭(いと)わずに罪を犯(おか)す


夏の蝉(せみ)のように儚(はかな)くて もうすぐ私は死ぬとしても
貴女(あなた)に傍(そば)で笑って欲しい 倖(しあわ)せを下さい

もう一度 始めましょう
今度は きっと 幸せな結末を 期待して
せめて 最後のその時まで
ずっと 優しく 微笑(ほほえ)んでいられるように


Dear You -Cry- (レナ版)

少しづつ近づく 夏の匂いを
あなたの隣(となり)で 感じていたい

何気ない毎日の 一秒一秒が
宝石よりも価値がある 宝物
いつまでもこの瞬間(とき)が
やさしい日差しに 包まれて守られていますように

そんな 当たり前の 日々が 闇に閉ざされたとしても
私はあなたを 信じている 例え それが許されなくても

キラ キラ 輝いていて
ずっと ここで 微笑んで

なかないで
どうか私の言葉を 聞いて
怖がらないで 何もしないから
あなたの為に 一緒に泣いてあげる
お願い そんなに怯えないで


夏のなき声が煩(うるさ)すぎて 私の声が聞こえてないの
   少しだけでいいの  なき止んで    許すから    なきやんで...

ひぐらしの声が言う もう手遅れだと
それでもあなたに手を差し伸べる
どうか私のこと 信じて下さい
"もうなかないでいいよ"と教えたい


Dear You-Trust- (圭一版)

毎日を進む幸せな時間が
いつまでも続いてゆきますように

こんなに美しい景色があることを
知らなかった未熟な自分を
やり直せるきっとこの場所ならば
仲間が笑っていてくれるから

そんな楽しい日常が 終わってしまうのが怖かった
こんな曇りのない笑顔が 歪んでいくことに怯えてた

君が 涙 流さないならば
俺も 涙 流さない

信じてる今この瞬間でさえも
心が引き裂かれていないことを
親切がうれしかった笑顔が好きだった
俺は君のことが好きだった


愚かな自分に気づいても それを許してはくれないけど
最後まで信じてくれていた 君を俺が信じよう

繰り返される惨劇の運命に
抗おう奇跡をつかみ取ろう
一人では果たせない希望だけれど
みんながいてくれるから大丈夫


信じてる今この瞬間でさえも
儚(はかな)く脆(もろ)い希望だとしても
楽しかったいつもの日々に戻ろう
賑(にぎ)やかなひぐらしの鳴く頃に

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