novel

□禁断の林檎に罪はなくて…
3ページ/6ページ

着いたのは老舗旅館。風情がありとても良いところで、豪華だ。さすがは警視庁!
「じゃあ部屋に荷物置いて、温泉にでも入ってゆっくりしましょうか?夕食までまだ時間あるみたいだし。」
「はい!」
「じゃあ後でねー。」警視庁捜査一課の女刑事さんと温泉に入る約束をし、とりあえず部屋に荷物を置きにいく。因みに部屋は全部個室!
「わぁ!綺麗ー!」
窓から見える景色がとても綺麗だ。
「うむ。なかなかのものだな。」
「わぁっ!!吃驚したぁ。ネウロなんでっていうかいつの間に人の部屋に侵入してるのよ全く!」
「うるさいぞ。ゾウリムシ。」
「まぁいいけど、ネウロはもう源泉に行くの?私は今から刑事さん達と温泉入りにいくけど。」
「そうだな。我が輩も行ってこよう。」
そう言うとシュッと姿を消す。
「さーて、ネウロも居なくなったことだし、私もいーこおっと!」
ここの温泉の名物は何と言っても露天風呂。景色もいいし、この温泉特有のにごり湯は肌を綺麗にしてくれるらしい。
「はぁー、極楽極楽ですねー」
「そうねー。」
刑事さん達との会話にも花がさき、色々な事を話した。唯、事件は私が解いたわけでは無いので誤魔化すのが大変だった。
「でもヤコちゃんいいわぁ。あんな素敵な助手さんがいて!」
「本当よー。頭よし。顔よし。性格よし。言う事なしよ!」
「あはははは…」
どこがだ。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ