novel

□雷鳴、轟くは君の心
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今日は朝から大雨。傘をさして事務所に向かう。こんな天気の時にはアレが来そうで嫌なので早足で事務所に向かう。
ゴロゴロ…
マズイ、早く行かないと…。
「ただいまー」
「遅い。」
いつものように悪態をつかれながらソファーに向かう。
ネウロが何も言わないので多分依頼がないのだろう。私は宿題を始める。
その時…
ゴロゴロ…ピシャーン!!
ビクッ!
ドサドサッと教科書やらノートやらを床に落としてしまう。
「どうかしたか?ヤコ。」
「別に何でもないよ」ゴロゴロ…
ビクッ!
「貴様はさっきから何を体を痙攣させているのだ。」
「だから、何でもないの!」
「貴様、子供ではないのだから、まさかとは思うが、雷が恐いなどということはあるまいな…?」
「あっ当たり前じゃん!そんな、子供じゃない…



ピシャーン!!!
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