novel

□「恋」の定義
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最近自分でも意識するようになったネウロへの気持ち。
でもこれが「恋」なのか…私には経験したことがないから分からない…。
「うーん。なんとなく!」
パンっと本を閉じて、「謎の気配だ。行くぞヤコ。」
「はいはい。」
事務所の扉まで行くとネウロの足がピタリと止まる。
「ヤコ。「恋」を「こい」と読むのは、その呼称の中には「来い」もしくは「請い」という意味があるからだそうだ。相手に逢いたいという思いとそれが叶えば、相手と次は何がしたいと「請い」願うようになる。」
そこまで言って言葉をきるネウロ。
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