novel

□心まで囚われて…
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他の選手は既に半狂乱状態だ。
「げー!!剣道部来たー!」
「誰だよ!?こんなの考えたヤツ!?」


そんな非難の声が遠くで聞こえる。
引いたくじを手に私は硬直状態。
こ…コレは…。


貴方がとって来る物は「好きな人」です☆



ハァァァァァ?!



何〜?!どうしようどうしようどうしようどうしよう?!
そんなの言えるわけ…浮かぶ魔人の顔。

ボッと顔が赤くなる。無理っ!
それだけは…!
この際適当な人に来て貰うか?
いや、そんなことをしたら後から魔人のキツい報復が!!
「先生〜?大丈夫ですか〜?」



仕方ない…。
女、桂木弥子。覚悟決めました。



一直線に向かったのは…。
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