novel

□心まで囚われて…
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「ネウロ…。私と一緒にゴールまで来てくれない?」

仕方ないとはいえ、コレは告白ではないかー!!
恥ずかしさに顔が赤く染まる。
「酷いですよ。先生!僕は先生にとって嫌な物なんですね?!」 「ああーもう、泣き真似はいいから早く来てよー!」
強引にネウロの手をひく。
そうしてゴールまで行こうとした時、
「おぉーっと!なんと桂木さんのくじの中身は“好きな人”です!!」
という最悪の実況が。「ほぅ…。」
見上げれば、あのドS満開の笑み。
「そういう事なら仕方ありませんね★先生…?」
「え…きゃっ…!」
突然抱きあげられる身体。
コレは…姫抱っこではないですか?!
そのまま一着ゴール。周りからは黄色い声援の嵐…。



あの後、皆からはやしたてられて、早く事務所に行く事が出来た。「ただいま…。」
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