novel

□伝わるは私の熱。伝えるは貴方の熱。
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身体が熱い…。




「はくしっ…!」
「やだ、弥子風邪?」
残暑も過ぎ去り、すっかり秋めいた風が吹くこの頃。どうやらこの気温差にやられたらしい。
「うーん。そうかも…。」
「あんま無理しないようにね。」
「うん。じゃあね!」そう言って叶絵と別れる。
事務所に向かう時にもくしゃみが止まらない…。
「今日は早く帰してもらおうかなぁ…。」
そんな事あの魔人が許してくれるわけもないとは思いつつ…。
「ただいまぁ〜。……くしっ!」
「む?」
「……………。」
「なんだヤコ。風邪をひいたのか?」
「………ううん…くしっ!」
「貴様、言動と行動が矛盾しているぞ。」
「…………。」
マズイ…。ネウロに風邪の事バレたら早く帰してくれるどころか徹夜とかで仕事させられそうだ。
「ネウロ。それより謎無いの?」
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