novel

□伝わるは私の熱。伝えるは貴方の熱。
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「残念ながら今のところは気配の欠片も感じられぬ。」
「そうなんだ…。じゃあもう帰っていい?」「何故だ。」
「えっと…。」
その瞬間ネウロのドS顔が炸裂していた。
「風邪…か?」
ビクッ!!
「まさかな。日頃から体調管理位はいくらミジンコの貴様でも出来るだろう。あれ程我が輩が探偵業に支障をきたすような真似はするなと言っているのだからなぁ、ヤコ…?」
「……………ぅ。」
「さっきからくしゃみをしたり、明らかに普段より赤い顔や少し潤んでいる瞳はまさか風邪をひいた証拠ではあるまいな。ヤコ…?」「…………………。」カツ…と革靴が近づいてくる音。
そうして見上げれば深緑の瞳と目が合う。
「ヤコ…。」
ビクッ!
「素直になるなら今の内だぞ…?」
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