novel
□伝わるは私の熱。伝えるは貴方の熱。
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「ね…ネウ…。」
深く噛みつくようなキス。
何度も、何度も。
頭が…真っ白になる。何も考えられなくなる…貴方の事以外。
「んんっ…。」
「ヤコ…。」
口付けの合間に呼ばれる名前。
それがまた私の熱を煽る。
やっと離された唇。
今度は強く抱きしめられる。
「ヤコ…。貴様、また熱が上がったな…。」「それは…ネウロのせいだよ…。」
伝わる熱は私の?
貴方の?
どっちにしろ、当分下がりそうにない。
End
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