novel
□気まぐれが生み出す快楽の淵で何を思う?
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ぐっと再びネウロが背中を指圧する手に力をこめる。
襲ってくるであろう痛みを予想してギュッと目を閉じる。
だが…
「あら……?」
さっきとは違う優しい…。
こ…これは……
気持ちいい!!
なんでこんな気持ちいいの!?
「どうですか?先生…?」
くっ……!
悔しいけど…
気持ちいい…。
何故か認めたくなくて口籠っていると。
またまた耳元に顔を寄せられ囁かれる。
「もっと気持ちよくさせてあげますよ…?」
かぁっと熱が身体を駆け抜ける。
どんなマッサージだ!
あまりの気持ち良さに眠くなる。
「ふあ〜。」
気を抜けば欠伸が出てしまう。
そしたら急に耳に息を吹き掛けられた。
「ひゃっ…///」
「ヤコ。」
何故か後ろから覆いかぶられる。
「寝たら、お仕置きだ…。」