novel

□私の声を聴いて。人魚姫のように詠うから…。
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「弥子ちゃん、お疲れ。おかげでまた犯人を逮捕できた。はい、これお礼ね。」
「わあっ!有難うございます、笹塚さん!」
気にくわん。
それが「何か」など関係ない。

「ん?弥子ちゃん。髪に何かついてるよ。」「え?」
「とってやるよ。じっとしてて。」
「あっ…はい、お願いします。」

そのサラリとした短い金髪にその男の手が触れる。
「とれたよ。」
「有難うございます」
そんな事、本来あってはならないのだ。
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