novel

□私の声を聴いて。人魚姫のように詠うから…。
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「やっ…!ネウロっ!?」
「大分とれたか…。だがまだだな。」
「ネウロ…?さっきから何を言ってるの?」「ヤコ…。」

重ねられる唇。
「んんっ…!」

息苦しい程の激しい口づけ。
「あっ…ん。ネウロっ!」

首に、胸元に、紅い印を。

「やあっ…あっ!」
「ヤコ…。」
「はあっ…ん。」


「貴様から香るのは我が輩だけで充分だ。」

え……?

それは、もしかして……。

その言葉の意味を私は知っている。
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