novel
□叶えたいの。だから私は星に願う。時が尽きるまで・・・。
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ふと、あの男にも誕生日というものがあるのか気になった。
魔界に生を受けたのだから、ある・・・とは思う。
そういえばそんな話したことなかったな。
「あるぞ。」
「へ?」
「16月344日だ。」
「はあ〜!?そんな日付この地球には存在しませんけど・・・。」
「地球歴に換算すると3月10日だ。」
「3月・・・10日・・・?」
それは・・・つまり・・・えーと・・。
私と・・・同じだったの!?
「まあ、そういうことだ。」
「思考を読むなあっ!!」
そういえば・・・。
「ち・・ちなみにネウロって・・・何歳?」
「聞きたいか・・・?」
面白いものをみるような目で此方を見てくる。
「いいえ・・結構です。」
聞いたら色々怖くなりそうだ。
「それはそうと、夜に謎の生まれる気配がする。」
「はいはい。夜に集合ね・・。」