novel
□叶えたいの。だから私は星に願う。時が尽きるまで・・・。
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「ここ・・・がそうなの・・・?」
「そうだが?」
そこは、お洒落で、しかし落ち着いた雰囲気のホテルだった。
こんなところで殺人か、と正直嫌な気持ちになる。
自分が生を受けた日に誰かが死ぬなんて・・・。
「部屋はこっちだ。」
まあ、この男は気にもとめていないが。
それにしても今回は部屋まで特定されているのか。
「いや、いきなり入ったらまずいんじゃ・・・。」
それとも、もう発生して警察が・・・?
パトカーは見なかったような・・・。
魔人が部屋の扉を開ける。