novel

□夏空を彩るは一瞬の夢などではなくて・・・。
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「うわ・・・。やっぱりすごい人だねえ・・・。」
「あと30分くらいかな。今のうちに出店制覇するから!!」
「出店の人間たちが泣く姿が垣間見えたな。」






「ネウロっ!次の店・・・・ってネウロ?」

もしかして・・・逸れたっ!?
「ネウロー、どこにいったの?」

もしかして・・・帰ったとか・・・?
「そんなあ・・・。」

するとポン、と肩を叩かれた。
「ネウロ!?・・・・・って・・え・・?」
「君、かわいいね。」
「え・・・その・・・。」
「連れはいないの?」
「いっいえ・・います!」
「どこに?」
「ちょっと今は逸れちゃって・・・。」
「なら一緒に探してあげるよ。」
「いえっ・・・結構です!」
「いいからいいから。二人の方が早く見つかるでしょ?」

強引に手をひかれて連れていかれそうになる。

「先生ー!!」
「ねっ・・・ネウロ!!」
「ひどいじゃないですか。僕を置き去りにして。危うく迷子になるところでしたよ・・・おや?その人は?」
「なんだお前は。」
「あなたこそなんですか?先生に対して何をなさるおつもりで?」







「貴様ごときの人間が我が輩にかなうとでも思っているのか?」
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