novel

□夏空を彩るは一瞬の夢などではなくて・・・。
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「綺麗だね・・・。」
「そうだ、と言えるだろうな。」

空に咲くのは一瞬なのに心の中にこんなにも焼きつく・・・。

「ところで・・・いつまでこの体制なの?暑いんだけど。」
「魔人の我が輩には体温というものはない。むしろ貴様らからすると涼しい、と感じるのではないか?」
「きっ・・・気分の問題なの///!!」


「また変な奴に触れられては困るのでな。変に汚されたり、折られてはたまらない。」



首筋に冷たい感覚がふってくる。
「・・・・っ///。」
「さて、さっきの続きを始めるか。」
「なっ・・・!!花火を見にきたんでしょうがっ!!」

「もう十分だ。それよりこっちの花を楽しみたい。」

深緑の瞳が面白そうに細まる。
「ネウロっ・・・!!ちょっと待ってってばー!!!」
「心配するな。また着せてやる。」
「だからそういう問題じゃないー!!!」






いつでも世界を彩ってくれる君を精一杯私が愛でてあげましょう・・・。


END
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