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◆Happy Halloween★ 

今日はHalloweenだということを滑り込みで思い出しましたので、以下はろうぃん小話です。パラレル更新はもう少しお待ちください。
↓↓

「アーカネちゃん!trick or
treat?」

そう言うと優秀な秘書はやはり優秀で、さっとどこに隠していたのか飴を一粒差出してくる。

「わあ!!ありがとう!あ、これハロウィンのお菓子についてたリボンなんだけど可愛かったから髪につけてあげるね♪」

そう言いつつ先ほどもらった飴を口に放り込む。

「ヤコ。」

美しい黒髪にリボンを結んでいるとトロイに座る魔人から声がかかる。
「なーにー?」
「我輩には聞かないのか?」
「え?!お菓子くれるの?!」

これ以上ないくらい目を見開き、きらきらした笑顔でこちらを向く少女を手招きする。

そのまま腕をつかんで引き寄せ自分の膝に抱える。
「ね、ネウロッ?」

「trick or treat?」
「へ?」
「菓子をくれないとイタズラするが?」
「や/////でも今持ってな…「持っているだろう?」
「え?ん!!」

逃げる舌を追って、絡める。
息する間もないくらいに深い口づけを。

頭の芯までとろりと溶かすようなソレにひたすら酔わされる。

おとなしくそれを享受すれば満足そうに細まる深緑の瞳。

最後に唇を舐められる。

「甘い。」

そう言った魔人の舌には先ほど口に入れたアメ。

「だが、貴様の方が余程甘いな、ヤコ。」
「………バカ////」

蜂蜜のようなその瞳に、唇に、誘われるようにして、すべてを食べ尽くすために魔人は再び少女に唇をよせた・・・。

end

2010/10/31(Sun) 23:08

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