Correspond

□プロローグ
1ページ/1ページ

両親が事故で亡くなった。

 その事を聞いた時は俺は絶望し部屋でたくさん泣いた。

 もう父親と母親の暖かさに触れる事ができないと幼心に理解できたから……

そしてもう流れる涙も枯れたとき俺はこう強く願った。

"時間を思い通りにしたい"

今思えばそれはただの子どもが願う純粋でかなう事のない願い

『時間を操る』それは誰もが一度は願い、そしてかなうはずがないとわかっている事

"人"では絶対に不可能な領域

しかしそれでも俺は………



様々な音色は交わって、やがて重なり一つの歌を奏でる。

 優しくも悲しい調べを……

 全てが調和し作り上げる物語

Correspond

開幕
 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ