駄文2

□始まった夏休み
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夏休みも1週間あれば飽きてくるというか…
2週目にはいれば、広海は暇をもて余していた
高校初めての夏休みを満喫と思いきや、結構暇…だったりする。

まあ、陽一と何度か買い物や映画館には行ったが、それくらいだ
小林は部活練習だし、新田ももちまえのフットワークの軽さで、あちこちの部活に顔を出してる。
椎名は、舞踊の稽古に忙しいようだ。普段は学業との両立だから、休みの今こそみっちりやってるのだという
しかし、広海が会おうの一言いえば、どうやってでも時間を作る3人だということに、広海は気付いていないだろう。
しかも、実は3人とも自分の所に連絡くれないかと心待していたのだ。
そんなことは全く知らない広海は、今日もリビングでくつろいでいた。
ふと、陽一が広海を呼んだ
「広海。小林君から電話だぞ」
小林?
なんだろうとのっそり起き上がると、電話口へと歩き出した
「あっ、茅野。久しぶり!」
「久しぶりって、まだ1週間ちょっとくらいだろうが。んで、どうしたんだよ」
「1日一回は茅野に会わないと、寂しいのに…」
「はぁ?わけわかんねぇ事言ってねぇで、さっさと用件を言え!」
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