ニッキ集
□例えば兄さんが軽い胃腸炎
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「っげぇー!なんだよコレ、粉薬じゃん!」
「って、兄さんは粉でもカプセルでも薬は嫌いじゃないか;」
「ンま、そうだけどさ。。。嫌なんだよなー」
「薬局の人、味はそんなに強くないって言ってたよ。ささっと飲んじゃって」
「げ。アルが優しくない。」
「だって兄さんのためだもの!飲まずに我慢して後で お腹がギューッグサッッ!ってなるの嫌でしょう」
―――それとも僕が口移しで…!
――それは嫌ッ!
「(チッ)キスはいいのに口移しはダメなんだね…」
「そーじゃ、なくって・・・ぼそぼそ・・・・・あーもー一気に飲むしかねぇか!いててっ力んじゃいけないんだった…っ」
「兄さんたらッ」
「〜〜〜〜〜っ!飲む…けど……………………………………………………………………………………………やっぱなぁ〜〜っ!」
「もう、兄さん!じゃあ、こうは?」
「、どう?」
兄さんを抱きしめて背中をさすってあげる。ここで 一度放してアルフォンススマイルだ!
「コップも持っててね?」
「な、なんだ、無理矢理なんて兄ちゃん嫌だぞ?」
「そんなことすると思う?」
「す……!え……、いゃ、…;」
―――もじもじしたって 可愛いよ兄さん!
「薬、口の中に入れてあげる。兄さんは水を飲んでくれたらいいから、ね!」
「??それじゃ自分で飲むのと変わんねーよ。結局薬は口にするんだから」
「いいから。 はい、水、口に含んで―?」
「お、おお。 ―…ン」
「入れたね?上向いて口開けてー」
「―ン――…」
「コワくないから。 (薬を口に素早く入れる) うん、 飲んでっ(ニコぉ)」
「〜〜ンクっ///」
(飲んだ…!)
各の違いを…!!!!
他人には出来ない、これがッ僕流だッッ
「兄さぁ〜〜〜〜んv 飲めたー飲めたじゃないっVv 偉いよぉー頑張ったよぉーvVv むせなかったねーっvv大好きだよ〜愛してるvV」
もぉっ 兄さんの背中さすったり、 ホッペなでるやら、おでこに・喉にチューやらしてッ
最後は 背中を
ポン、
ポン
って叩いて、甘やかす!
「ってガキじゃあるまいし!/////」
でも 腕は僕の首にまわされて。
兄さんが甘えてるのが、 みてとれる。
見たかあぁっ!!
他の人がこれをやると 兄さんは地面に埋もれるまでその人を殴ると思う。
こうやって べらぼうに甘やかせるのは僕だけなんだ、ひゃっほ!
「兄さん。 薬飲むときはこうしてあげるv 兄さんは水を飲む 僕が放り込む、これはもう、一つの共同作業だよッ!vVv ………兄さん?」
(恥ずかしいけど嬉しい自分が…恥ずかしいぞッくそっ!)
「こ、今回だけだぞ…っ恥ずかしいから…っ」
「―――――――ツンデレ具合が…またたまんないよ兄さん…っ///」
「…俺ツンデレじゃなぃ…ッ!」
ぎゅ、って 強くなる力が愛しいよ兄さん。
「もっかい キスちょうだい?」
「俺、仮にも病人だから アルからちょうだい・・・っ」
「じゃあしばらくは兄さんはキス漬けだ?」
僕はとびきり優しい口づけを送った
『恋人』のキスに慣れない兄さんを 相も変わらず愛しむ僕はすでに エドワード漬けッ
大好き!