第3部 決戦!ゼルゼバス軍

□第31話 激戦の始まり
1ページ/3ページ

幕が開ける。
待ち焦がれた日がやってくる。
宇宙の平和を懸けた戦いが、今、まさに始まろうとしているのだ・・・。
1日の休養を終えた戦士達が、そこに集まっていた。
〜ゼルゼバス軍アジト 入口〜
アースキン「遂に来たな・・・この日が。」
ジョナサン「待ちわびたぜ・・・。」
スルトファーマ「オレももうすっかり回復した、絶好調だ。
        みんなには心配かけたな。」
ヴェンチュラス「・・・一応聞いておく、遅刻者はいないよな?」
ベイトルド「いないぜ!」
スルトファーマ「偉いなベイトルド、駅弁我慢したのか。」
ベイトルド「安心しろ、ちゃんと持ってきたから!」
スティーク「持ってきたのかよ!」
ザーペル「やれやれ、遠足じゃないんだぞ。」
ナック「遠足みたいなもんだけどな。」
パルム「どっちかっつーと、祭りか?」
ネッサ「なんだか血生臭ぇこと連想するんだが。」
セイペラル「それはお前がKI☆CHI☆GUY☆だからだ。」
ネッサ「祭りと言えば血祭りだろ?」
パルム「いやいや、祭りと言えば綿流しだろ。」
ナック「・・・何だか最近ひぐらしネタが多くないか?」
ザーペル「作者の中で流行ってるんだろう、そっとしてやれ。」
ネッサ「メタ発言するなよ。
    でも作者って、オレの分身なんだよな・・・。
    どんだけキチガイで東方厨でひぐらし厨でロリコンなんだろうな?」
セイペラル「最後のはどうやら違うらしいぞ?
      ただ、飼っている犬の名前はロコンと言うらしいが。」
ジョナサン「犬は関係ねぇよwww」
パルム「まさか、種類はビーグル犬か!?」
セイペラル「雑種だ。」
パルム「・・・。」
スティーク「・・・さて、あとは音族の2人だけか。」
パルム「先生!アール君がいません!」
のび太の先生「何?全く・・・アール君はまた遅刻かね・・・。」
のび太「遅刻しちゃったぁ!」
のび太の先生「野比君!また遅刻かね、廊下に立ってなさい!」
渚先生「泉君は?
研「遅刻しちゃったぁ!」
渚先生「西野君よ、この子供を殺すのだ!」
西野君「そぉい!!」
研「・・・!?ぁ゛あ゛ああああ!!!」
アール「みんなお待たせぇ!」
そして何事も無かったかのようにその男はやってきた。
例の如く箒に乗って。
のび太の先生「アール君、また遅刻かね・・・。」
アール「すんません・・・。」
渚先生「西野君よ、この魔術師を殺すのだ!」
西野君「そぉい!!」
アール「!!なんだこれは!!」
説明しよう!西野君を発射すると、ヨーロッパの半分が無くなるのだ!
ザーペル「遂にチャー研ネタに走りやがった・・・。
     本物のKI☆CHI☆GUY☆だ・・・。」
アール「マジカルスペース・・・!!」
アールは何とか西野君を封印することに成功した。
そうこうしている内に彼らが到着する。
ル・ランジェ「待たせたな。」
リ・カ「今日は思いっきり暴れてやるぜ!」
カラサット「やっと来たようだな・・・。」
セベノ「やべぇオレ影薄すぎw」
天才「私の名前は天才です、本名ではありません。」
ギース「そうそう、オレもいるから。・・・ってことでよろしく。」
ジョナサン「やっと、始まるぞ・・・待ちに待った、戦いが・・・!」
アール「開けるぞ・・・。」
そして彼等は門を開け、ゼルゼバス軍の敷地内に入った・・・。
そこに広がっていた光景は・・・。
スルトファーマ「・・・早速お出ましって訳か・・・。」
ザーペル「どうやら、大歓迎のようだな・・・。」
ハワード「ヘヘヘ、パワーアップしたオレの肉体を見よ!」
クランプ「オレは負けないぞぉ!」
スランプ「ヘヘ、兄貴が守るんだな、おいらに任せればいいんだな。」
トランプ「お兄ちゃん達は僕が守るよ、必ず・・・。」
ストレイカ「オレの剣技を試すときが来たぜ・・・。」
アルディース「さあ、風に舞うがいいさ・・・!」
ストックルウ「元オリンピックチャンピオンの実力を見せてやる!」
ウォリーアーノン「儚き花のように、美しく散れ・・・。
         なぁんて!格好いいセリフが言いたかったんだよ!」
ヴェンチュラス「どうも皆さんお揃いでぇ・・・久しぶりだなお前等。」
クランプ「黙れ!裏切り者のヴェンチュラス!オレ達が成敗してやるぞぉ!」
ヴェンチュラス「へぇ・・・やってごらん?お前等如きにできるんなら。」
ストレイカ「まあ落ちつけ・・・我等にはあの方がいるんだ。」
アースキン「あの方、だと・・・?」
ストレイカ「さあ・・・小隊長のお出ましだ!」
その瞬間ゼルゼバス軍アジトの中から男が出てくる。
そしてそれに続き、4人の男が登場する。
その姿は見覚えのあるものだった。
ヴェンチュラス&アースキン「!!?・・・。」
アーチャー「私が、小隊長だ。」
アースキン「アーチャー・・・。」
シャイン「ヒヒヒ・・・こいつら殺っちまっていいんだよなァ?」
トーキル「切り刻んでやる・・・。」
ハッサウェイ「フハハ!倒してやるぞ!」
ディリアン「また会ったな・・・ヴェンチュラス・・・。」
ヴェンチュラス「ディリアン・・・お前はオレが殺したはずだ・・・。
        何故、生きているんだ・・・?」
ディリアン「フフ、我がゼルゼバス軍を舐めるな・・・。
      改造人間となって復活したのさ・・・。」
アール「ナンダッケと同じだな。」
アースキン「ゼルゼバス軍の中で誰がそんなことをできる?アクトミックではないな?
      一体誰だ・・・?科学にも医学にも長けた人物・・・。」
ディリアン「知る必要はないな。」
スティーク「後で分かることだ、今は別にいいだろう。」
アースキン「ああ・・・そうだな。」
ハワード「見ろよ!オレも改造人間になったんだぜ・・・?」
ネッサ「最弱だったお前がそんな力を付けた所でどうにかなるのか?」
ハワード「なるさ・・・。」
ザーペル「言っておくが、オレ達は修行して強くなった。
     あまり甘く見ない方がいいぞ・・・。」
アール「みんな、軽くあしらって来ようぜ。」
ジョナサン「ハハ!こんな人数なら遠慮なく暴れられそうだぜ・・・!」
アーチャー「まあ待て・・・これを見てみろ。」
その瞬間、魔方陣のようなものが現れる。
そしてそこから、あの懐かしき悪魔が登場したのだ・・・!
ヴェンチュラス「!ぜ、ゼルゼバス・・・!!」
ゼルゼバス「ヴェンチュラス・・・か・・・。
      懐かしいな・・・。」
ヴェンチュラス「ここでまたお前に会えて、よかった・・・。」
ゼルゼバス「オレもだ、ヴェンチュラス・・・。」
アーチャー「ゼルゼバスは、我等の兵器だ。
      その力を使って世界を滅ぼすつもりだった。
      だが、スイカ・ツェッペリン様が来てからこの力は不要となったのだ。
      しかし・・・どうせなら戦力にしようと・・・。
      そしてゼルゼバスの力を手に入れた・・・。
      彼はもう我等の道具だ。」
ヴェンチュラス「・・・どういう、ことだ・・・。」
アーチャー「もうゼルゼバスは悪魔という生物ですらない。
      我等の、兵器となったのだ・・・。」
ゼルゼバス「済まない、ヴェンチュラス・・・。」
ヴェンチュラス「何、言ってんだよ・・・。」
アーチャー「そうか、はっきり言って欲しいようだな。
      ゼルゼバスは我等に利用され、捨てられ、死に絶えるのだ。」
ヴェンチュラス「そうかよ・・・ならまだ、死んではいないんだな・・・。
        待ってろよゼルゼバス・・・今オレが助けてやるから・・・!」
アーチャー「無駄だ・・・たった今ゼルゼバスの力は私が吸収するのだ・・・。」
ヴェンチュラス「させない・・・!!させるものかァ・・・!!」
アースキン「ヴェンチュラス!流石にこいつはお前一人じゃ無理だ!」
アール「オレなら一瞬で沈められる・・・。
    容赦はしないぞ・・・アーチャー・・・!!」
ヴェンチュラス「・・・アール、悪いがこれはオレの問題だ。」
アール「ヴェンチュラス・・・ゼルゼバスを助けたい気持ちがあるなら、
    仲間を頼ってみたらどうだ?みんな、お前を助けてくれるぞ・・・?
    オレがこんなことを言うのも少し変ではあるが・・・。」
ネッサ「・・・変じゃないさ・・・アールはオレ達の仲間なんだ。」
アール「ああ・・・そうだな。」
アーチャー「フフフ・・・さあ!ゼルゼバスよ!我に力を与えたまえ・・・!!」
ゼルゼバス「ぐ、ぉぉおおおお・・・!!!」
スティーク「!まずい!早くアーチャーを止めるんだ!」
ヴェンチュラス「ゼルゼバス!!・・・みんなお願いだ!ゼルゼバスを助けてくれ!!」
ネッサ「言われなくても・・・!」
アーチャー「邪魔を、するなァ・・・。」
トーキル「・・・兄様に近づかせるな・・・。」
シャイン「おうよ・・・!」
ストレイカ「オレ達で小隊長を守るぜ!」
クランプ「みんなぁ!アーチャー様に指一本触れさせるなぁ!」
スランプ「アーチャー様はおいらが守るんだな・・・!」
スティーク「お前等4人はオレ一人で相手してやる・・・。」
ディリアン「調子に乗るな、お前一人で勝てると思うのか。」
スティーク「当然・・・!」
パルム「ランプ族の3人はオレ一人で十分だ。」
ナック「じゃあオレはストレイカ、ストックルウ、ウォリーアーノン、
そしてアルディースの4人だ。」
ネッサ「残りでアーチャーを止めるか・・・数的には余裕だな。」
ザーペル「だが時間がないぞ!」
アーチャー「グゥ・・・数が足りん・・・兵士!!」
その瞬間、ゼルゼバス軍アジトの中から沢山の兵士が出現する・・・!
スルトファーマ「何て数だ・・・。」
ジョナサン「こんな兵士オレが一掃してやるぜ!
      ウィンディングサイクロン!!!」
兵士達は全員吹き飛んでしまう。
アーチャー「クッ、おのれ・・・吸収するのに時間が掛かってしまう・・・。」
アール「お前の敗因、教えてやるよ。
    それはな、事前に吸収しておかなかったことだ。」
アーチャー「そう、それはヴェンチュラス!お前に見せてやる為だ・・・。
      ゼルゼバスが私に吸収され、朽ちてゆく様をな・・・!」
アール「それだけの為か・・・馬鹿だな。」
アーチャー「フッ、そこで見ていろ・・・今ゼルゼバスは、死にゆくぞぉ!!」
アール「・・・この一撃でお前の計画は全て終わりだろ?
    マグマデストロイヤ!!!」
アーチャー「グッ・・・!!」
アール「お前を守る者はもう1人もいない、さらばだアーチャー・・・。
    この一撃は、どちらにしろお前では防げなかった。
    悔むことは、ないぞ・・・?それが、お前という存在だったに過ぎないのだから。」
アーチャー「おのれ・・・、おのれぇぇぇええええ!!!
      あの世で永遠に恨み続けるぞアールゥゥゥウウウ!!!」
アール「・・・ご勝手にどうぞ。」
ボォォオオオオオン・・・!!!
ヴェンチュラス「やった・・・!」
アースキン「自業自得だアーチャー、あの世で悔み続けろ・・・。」
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ