トリップ小説
□拍手〜2回目
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【〜恐怖!〜もしも○○が○○だったら…――の場合〜】
設定:もしもローザさんがとっても天然で、とても大きな間違いを犯したら
【シリアス】
ロ「カイン…――貴方」
重い空気が流れる中で竜騎士カインは口を開いた
カ「…ローザ…俺は…ッ」
しかし伝えられない想い
セ「…」
パラディンとなったセシルが複雑な心境で二人を見ていた
幼なじみで競い合った親友カインが自分と同じくローザに想いを寄せていた
自分はもしかしたら薄々感付いていたのかもしれない…
だが目を背けていた…――
セ「…」
何も言う事ができずセシルは黙って事の次第を見守る
捕らわれていた白魔導士は縄から解かれ解放された
一歩
また一歩と竜騎士カインへ脚を進める
ロ「言わないで…」
カ「…ッ」
拒否された
想いを伝える事すら赦されない
竜騎士は愕然とした
だが次の瞬間ローザから告げられる言葉
ロ「わかってたわ…ッ
貴方は…
貴方は…ッ」
言わなくても想いは伝わっていた