トリップ小説
□雑記
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【兄さん(ゴルベーザ) と 主(渉=アユミ)】会話のみ
「どうした?…アユミ」
『ゴルビーあの、…』
しかし一向に喋り出さない渉。
男が視線を向けた先の顔はよく見れば赤い
夕焼けの所為だけではないらしい…
「熱でもあるのか…」
冷えた男の指先が額(ヒタイ)に触れる
冷たい…キモチイイ……狽ヘっ
『いっ!いえυ』
慌てる日本人は肩を揺らしながらも(ビクつくともいう)甘んじて男の手を受けている事から内心は嬉しいのだろう。そして懐いている…。
「熱は……無い、か」
『/』
口をきつく閉じ、声なき声で呻く
〈動悸が………動悸がッ!!〉