トリップ小説
□拍手〜6回目〜
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ゆるゆると頭を撫でられ
夢心地に意識を持ち上げる――
視界に映る甲冑
黒い鎧のラインからは逞しい体躯が見てとれる
『…ゴルビー』
んんんと両腕を伸ばし活動を始めようと身体は起き抜けの反射を起こす
この人は相変わらず尖った鎧の指先を
器用に扱う。
〈しかしながら〉
愛玩動物にでもなった気分だ…
まぁ…それも悪くない、と思えるのは偏に―――
兄、故に…かねぇ?υ
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