トリップ小説

□拍手〜6回目〜
3ページ/5ページ




己の膝に重みを感じる


「」


それは先程から変動無い事柄なのだが、男は微かに嘆息を漏らした


目を通す資料を卓に置き、
鎧の上に顔を乗せる娘に視線を向ける


「アユミ…」


目を覚ました時の頬に残る痕など娘は気にしていないのだろう


鎧は硬く…

好き好んで枕にする様な物ではない…。

果たして理解しているのだろうか…?


娘は昼寝中
その意識は夢路を辿る。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ