太陽の名前

□04:彼との出会い
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そんな感じの会話をしてから約2ヶ月。



あの日はいろいろ大変だったなぁなんて思い返してみる。
ツォンさんの部下っていう2人と仲良くなったり。
ちょっとどころじゃ済まないようなことをやらかしたり。

・・・・後者に関してはまぁ触れないでほしい。




で、更に言えばオレがこの時代に来て1年と半年くらい経つ。


残念なことに検査を合格してしまったオレ。
手術とか正直受けたくない。



あ〜、なんでこんなとこにいんのかなオレ。


「おい、どうかしたのか?」
「遠い目なんかしちまって」
「う?う〜、ナンデモナイ」
「本当かよ;」


只今外部訓練に行くのに集合中。
周りは似たような服装に銃やら剣やらで武装してる年上の男たち(ぶっちゃけ同い年くらいのは一人もいない)
軍用トレーラーが何台も並んでます。



・・・・・・ホントなんでこんなとこにいんだろ、オレ。




ため息吐きたいのを堪えていたら。


「辛気臭い顔だな、と」
「!」


聞き覚えのある声と共に頭に重圧がかかる。
無理矢理首を向けると予想通りの人物たちがいた。


「レノ、ルード。なんでこんなとこに・・・」
「・・・・外部の仕事でな」
「途中まで乗せてもらうんだぞ、と。お前こそどうした、ため息吐きそうな顔して」
「プライベートだからパス」


いつもどおり飄々としているレノと鉄仮面のルード。


2人はミッドガルに来て最初に会った奴等だ。
ルーの部下、というかツォンさんの部下ってことでこの先世話になるだろうからって言われて。


「がんばってるようだな」
「成績優秀だって聞いてるぞ、と。ま、お前だしな」
「それどういう意味・・・・いや、やっぱいいッス;」


レノの言いように引っかかって聞き返そうとしてやめた。
どうせあの事件を引き合いに出されるだけだ。


レノもそれがわかってて「残念」とか言ってる。
ルードはわかりづらいけど苦笑してた。



そこで教官の号令が聞こえた。



レノがオレから離れて頭に一度手を置く。


「んじゃ、訓練がんばれよ、と」
「無茶はするな」
「了解〜」


ルードも一度オレの頭に手を置いて2人は向こうに行ってしまった。
別のトレーラーなんだろう。




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