この淡い空の色が怖かった。



「ねぇ」

君が突然呟いた。



「…ン?」








「省吾さ、今日何の日か覚えてる?」



何の日だっけ。



付き合った記念日は今日じゃねぇしなぁ。









純の誕生日はちゃーーーーーんと(笑)覚えてるしな。



「わからないよね?あのさ、今日創るんだ。
記念日を。」









俺はもうそのときわかってた。



「別れよう」といわれるのを。








自信があったっていったら変なんだけど



妙に自覚してたっつぅか。



理由はどうあれ。




「…別れよう?」





「…なんで?」


一応聞いてみる。

「あたしね、病気で余命一年半くらいなんだって。」






「…そんな理由でわかれるのかよ。」

僕の生きる道でもそうだったよな。



みどりに秀雄が別れを告げる。

理由も純と同じことだった。



そして俺が思うこともみどりと同じコト。









「お前さ、病気だから別れるっておかしくね?
残りすくねぇ命だし、まぁ俺が本気で嫌いなら
しょうがないけどさ…。」


「好きだけどさ、なんか別れが辛くなるんだよ。
あと一年半だよ??」

「あとじゃねぇよ、まだだよ。
これから思い出創ればいいだろ??」







「ごめん、ありがと・・・」





純の涙が夕日に照らされ


淡い空の色は綺麗な紅い色に染まっていた。









君の心を映すように・・・。




省吾って名前いきなり使いたくなってん♪
純は、笑金に出てたタレントさんの名前☆
内クンがあれですよ、僕の生きる道でてたじゃないですか?
それで最近レンタルしたんですよー(笑
これからもしょーもない小説書いていきます!!


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