短編小説
□おめでとう!
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時刻は日付が変わる少し前…
アスランはカガリとともに遅くまで仕事をし、今はアスハ邸にある自分の部屋で就寝の準備をしていた。
コンコンコン
「?」
静かな部屋に響く扉のノックの音
だれだ?こんな遅くに…
軍人だったため、いちよう警戒をしながらドアをゆっくりと開けた
「よっ!起きてたか?」
「カガリっ!!」
ドアを開けると、そこに立っていたのはパジャマ姿のカガリ…
両手で大きな枕を抱えていた
なんでカガリがっ!?
てか、かわいいぃなぁ…
はっ!そうじゃなくて!
内心焦るがそんなこと表に出さずに言う
「どうした?また、怖い夢でも見たのか?」
「違うって!そこまで子供じゃないっ!」
ぷうっとほっぺを膨らませて怒るカガリ
いや、だって前にあったじゃないかそういうことι
取りあえずカガリを部屋の中に入れる
まだ10月とはいえ夜は冷えてきていた…