キラ君の家5
□Fantasista―第6章―
1ページ/16ページ
日差しが徐々に厳しくなるこの季節、夜はまだすずしげだが昼間は動いていると汗が流れる程までに温度が上がる。
今日は学校もなければ部活もなく久々の休日だった。
ディアッカの提案で屋内プールへと行くことになったアスラン達。シンを除いた4人は更衣を済ませて、プールに浸っていた。
シンが何故居ないのかというと、用が出来たらしく遅れるとのことだ。
ディアッカ「アイツ…俺達を見つけられるか?」
イザーク「大丈夫だろ?すぐに合流出来なくても会うさ…」
アスラン「そうそう…子供じゃないんだから…な?キラ」
キラ「うん…」
張り切って開園すぐにやってきたせいかあまり人の姿がない。それ以前にキラは昨晩遅くまで起きていたのだろうか少し眠そうにしている。