キラ君の家
□頭文字S―D.9―
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シンは当たり前のように慣性ドリフト、直ドリを連発してアスランを引き離す。
シン「アンタが選んだんだ!手加減はしない!!」
ワァアァァン!!
アスラン「速い…慣れてるだけじゃない…!」
シン「……そろそろ切り返しポイントだ…」
アスラン「ここか…折り返しは…」
ギャアァアァア!
アスランとシンは愛車を180°回転させポジションチェンジをする。
ギャアァアァア!!
次はアスランが先行で走りだす…
シン「見せてもらいますよ!」
アスラン「…だいたいコースは頭に入った…」
シン「手抜いてるとぶっとばす!」
アスラン「クソッ!容赦無しだな」
ワァアァァン!!
2速から3速にあげた瞬間だった…
ゴグっ!
ワァアァァン!!
アスラン「…!何だ?今のは…」
アスランは乗りにくいと思っていたが…回転数を与えたおかげで乗りやすいとわかった…
キラ「一万一千まで!」
電話が切れる前にキラが発した言葉を思い出した。
アスラン「…………ここだ!」
タコメータの針が一万一千までに達した時にシフトを上げると…
アスラン「やっぱり…乗りやすい!」
シン「峠で速いやつが一番カッコイイんだ………イケてますよ!アンタは!」