キラ君の家

□頭文字S―D.9―
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シン「さっきとは全然違う…鳥肌たちそうだ…」




アスラン「……これが……俺のハチロク…」




ワァアァァン!!





アスランはさっきとはまるで、別人のように走る。





シン「この峠のルールはちぎられたら、負け……!」




パァァァン!






シンの種が弾ける…






アスラン「……なっ!」




車間距離を保っていたのが一気に縮まる…




ブォォオォォ!!





アスラン「確かこの辺で土砂崩れのコーナーが…」





だいたいコースを覚えたと行っても、明確には覚えていない…アスランは必死だった。






―折り返し地点―




キラ「…スキール音…もうバトルをしていたんだ…」




キラは折り返し地点(入口の方)にFD3Sを停車させ、アスランとシンのバトルを見に来た。


―アスランとシン―



シン「結構ねばるな…今は確か…5本目か…」




アスラン「…辛いのは相手も同じ…我慢くらべだ!」




アスランとシンのバトルは、どっちも退かない我慢くらべのバトルになっていた。





ギャアァアァア!!




プッシャ――!




ワァアァァン!!




ウォン!




ギャアァアァア!!





アスラン「……」






シン「…!ガソリンが…次ぐらいで給油しに行くかな……一息つける…」






アスランはシンが油断したのを、見逃しはしなかった。
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