キラ君の家
□頭文字S―D.9―
4ページ/5ページ
シン「さっきとは全然違う…鳥肌たちそうだ…」
アスラン「……これが……俺のハチロク…」
ワァアァァン!!
アスランはさっきとはまるで、別人のように走る。
シン「この峠のルールはちぎられたら、負け……!」
パァァァン!
シンの種が弾ける…
アスラン「……なっ!」
車間距離を保っていたのが一気に縮まる…
ブォォオォォ!!
アスラン「確かこの辺で土砂崩れのコーナーが…」
だいたいコースを覚えたと行っても、明確には覚えていない…アスランは必死だった。
―折り返し地点―
キラ「…スキール音…もうバトルをしていたんだ…」
キラは折り返し地点(入口の方)にFD3Sを停車させ、アスランとシンのバトルを見に来た。
―アスランとシン―
シン「結構ねばるな…今は確か…5本目か…」
アスラン「…辛いのは相手も同じ…我慢くらべだ!」
アスランとシンのバトルは、どっちも退かない我慢くらべのバトルになっていた。
ギャアァアァア!!
プッシャ――!
ワァアァァン!!
ウォン!
ギャアァアァア!!
アスラン「……」
シン「…!ガソリンが…次ぐらいで給油しに行くかな……一息つける…」
アスランはシンが油断したのを、見逃しはしなかった。