短編・中編

□花冷えとキス
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6年ぶりに

セフレに再会する

その口実さえも

通用するのは

今日で最後になるのでしょうか







「じょんだよ」


それが、

彼の本名なんだって。

嘘が下手くそで

その欺瞞に満ちた唇が、

どこまでも愛しい。




――――――――――――


「年の差・偽名・身体だけ」

三拍子揃った手探り駆け引き







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