04/10の日記

22:36
そわそわの訳
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今日は、大佐が全然落ち着きがない。仕事なんて、全然してない。自分の席を立ったり座ったり、あちこち動き回ったり。
でも、ご主人さまはいつもの様に怒らないみたい。あ、きっと昨日沢山仕事してたからだ。

うとうとしながら、もうすぐお昼ご飯だなーって思ってたら、部屋の外から左右違う音の足音が近づいてきた。この足音は確か…。

「ちわーっす!大佐いる?」

扉を勢い良く開けて入ってきたのは、やっぱりエドワード君だった。
遊んでもらおうと思ってエドワード君に駆け寄ろうとしたら、僕よりも先に、

「鋼の〜〜っ!!」
って叫びながら、エドワード君に駆け寄って抱き締める大佐。…僕より素早いよ?
「ぅわっ!?何だよいきなり…苦しいって!」
そう言いつつも、エドワード君は顔を真っ赤にして、何だか照れてるみたい。

…大佐、物凄く嬉しそう。二人って仲が良かったのか…。
暫らく、二人のやりとりを聞いてみた。

「ほ・報告書!報告書出しに来ただけだって!」
「そうか!では、報告書を見せてもらった後に、一緒に食事でもどうだね?勿論、私の奢りだ」
エドワード君の顔がぱあっと明るくなる。
「うっそ、それマジ!?行く行く!やったぁ、ラッキー!!」
…エドワード君、食べ物に釣られてる…。

大佐とエドワード君は、連れ立って部屋を出ていった。

…大佐が午後から休みをとったのは、エドワード君と一緒に過ごすためだったのか…。

…二人って、どんな関係?

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