04/12の日記

01:36
氣になる…。
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(エドワード君大丈夫だったかな…)って思いながら何時もの様にうとうとしてると、そのエドワード君がやってきた。

「ちわー。…大佐いる?」

ゆっくりな動きだけど、大丈夫みたい。良かった。

「よぉ、大将。大佐なら執務室にいるぞ」

「ん、あんがと少尉」

どうやら大佐の所に行くらしい。僕は二人の関係を知りたくて、こっそりエドワード君の後を付いていった。


コンコン

エドワード君がドアをノックする。

「誰だね?」
「エドワード・エルリックです」
「入りたまえ」

エドワード君は部屋に入ると、ソファにどかっと座って大佐を睨み付けた。

「…身体の方は大丈夫なのかね?」

大佐が聞いた。何となくにやにやしてるのは、氣のせいかな?

「あぁ、だいぶね…。ったく、誰かさんが見境ないもんだから昨日一日寝たきりだったよ…」

誰かさんて誰?

「それは大変だったな」
「誰のせいだと思ってんだよ!」

「可愛すぎる君が悪い」
「…可愛い言うな」

?昨日、エドワード君がぎっくり腰になったのは、大佐の所為?
エドワード君が可愛いのが悪い?

話が理解できないよ…。結局は誰が悪いんだろう?

「…それより大佐」
「何だね?」
「…文献」

ぶっきらぼうに言って、手を出すエドワード君。

「ああ、そうだったね」

大佐は机の引き出しから何かの紙の束を出して、エドワード君に渡した。

「じゃ、借りていくから」

そう言って立ち去ろうとしたエドワード君を、大佐は自分のそばに引き寄せた。

「鋼の」
「なに…んぅっ!?」

あ。

大佐とエドワード君、キスした。
すぐに離れたけど。

「な!何しやがる!!」
「何って、キスだが」
「真顔で言うな!」

セクハラ上司!って叫びながら、エドワード君は執務室を出ていった。

大佐は何だかにやにやしてた。


二人の関係って、そう言う関係だったんだ。

…ちょっと、ショックだった。

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