04/13の日記

00:29
公園
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今日は、ご主人さまは仕事がお休みだった。
だから、今日はご主人さまとゆっくりお散歩。
何時も通る公園に来たら、その公園のブランコに、見覚えのある赤いコートが揺れてた。

エドワード君だ。

ご主人さまも気が付いたみたいで、エドワード君の方へ一緒に走っていった。

「こんにちは。どうしたの?エドワード君」
「あ、中尉…」

僕達の方を向いたエドワード君は、何だか元気が無いみたいだ。どうしたんだろう?

「元気がない様だけど…。何かあったの?」
「うん…。ちょっと、アルと喧嘩しちまったんだ…」

たいした理由じゃないんだけどね、ってちょっと笑ったけど、無理して笑ってるのが判る。

「そう…理由は何であれ、早く仲直りした方が良いわよ」
「そうなんだけど…」

エドワード君は足をぶらぶらさせて、また俯いちゃった。そんなにヒドイ喧嘩だったのかな。

僕はエドワード君の事を慰めたくて、エドワードの足元に近づいて鳴いた。

「くぅん…」
「なんだ、お前も励ましてくれてんのか?…ありがとな」

そう言って、エドワードのは僕の頭を撫でてくれた。

「有難うございます、中尉。少し元気になったかも」「そう、良かったわ。いい?時には素直になる事も大切よ」
「うん、そうしてみる…」

はじめ見た時より少し元気になったエドワード君に、ばいばいをして公園から出た。

早く仲直りできるといいね。エドワード君とアルフォンス君。

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