04/17の日記
01:02
ひばん。
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今日は、大佐が来てない。まさかずる休み?
そう思ってたら、ご主人さまとハボック少尉の会話が聞こえてきた。
「あれ、大佐今日来てないんスか?」
「大佐は非番よ」
「え?そうでしたっけ?」
ひばん?火の番?
「俺も今すぐ非番ほしいですよ…。休みたい…」
ひばんで休み?ひばんって、お休みの事なんだ。
こんな時に、エドワード君来たりして…。
「こんにちは〜っ!!」
あ、来たよ、エドワード君。タイミングが悪いよね。会いたいと思ってる時には来なくて、休みの時に会いたい人が来るなんて。
「よぉ、大将!大佐に会いにきたのか?」
ハボック少尉がからかうみたいに言った。
「べ・別にそんなんじゃ…」
「ごめんなさいね。大佐は今日、非番なのよ」
ご主人さまもあんな事言って。
「へ?…そうなの?…そっか…」
エドワード君、明らかに落ち込んでる…。大佐に会いに来たって言うの、ばればれだよ?僕でも分かる位だし。
「な〜んだ、やっぱりそうなのか!大佐、愛されてんな〜」
ハボック少尉にそう言われて、真っ赤になってるエドワード君。
「…うっさいよ、少尉…」
何だかエドワード君が可愛そうになった。
「今日は帰る…」
そう言って、エドワード君はとぼとぼと帰ってしまった。
「あ、大将…」
「…ハボック少尉」
この後、ハボック少尉はご主人さまにこっぴどく叱られてた。
当たり前だよね。エドワード君、泣きそうな顔してたもの。
僕も、ハボック少尉に向かって吠えてやった。
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