04/18の日記

00:42
愛。
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「やあ、諸君お早よう」

大佐が爽やかな笑顔で出勤してきた。でもなぜか、目が笑ってない。
…はっきり言って、ちょっと恐い。

「…ハボックはどうしたのかね?」

部屋に入るなり、ハボック少尉の事を尋ねる大佐。
そう言えば、今日は来てないね。

「ハボック少尉は今日非番です」

眼鏡を掛けた、えーと、確かフュリー曹長?がそう言った。
フュリーって名前、物凄く言いにくいよね。

「何!?非番?…そうか、うまく逃げられたな…」

自分の机に向かいながら、大佐は悔しそうに言ってた。ハボック少尉が何かしたのかな?

「…私の鋼のをいじめるとは、後で覚悟しておきたまえよ、ハボック…」

皆には聞こえないような声で、ぼそりと…。でも、明らかに怒りの籠もった声で、大佐は呟いた。
周りには、どす黒いオーラが見えた…。

あ、きっと昨日の事をエドワード君が大佐に話して、それに対して怒ってるのかも。
大佐にとって、エドワード君てそんなに大切な存在なのか…。

その日一日、大佐からはどす黒いオーラが出っぱなしだった。

愛って、いき過ぎると恐いものがあるな。

ハボック少尉はこれからどうなるんだろう?

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