05/02の日記
01:48
落ち込み
---------------
今日は朝からハボック少尉の元気がない。原因は、きっと昨日の事だと思う。
「お?何だ、元気ないなー。どうした?」
「……。」
ブレダ少尉が声を掛けても、何の反応も返ってこない。
かなりの重傷だ…。
「また振られたか?」
「!!!」
ハボック少尉の体がびくっと跳ねた。
「…何だ、図星かよ…」
「あー、似たようなモンだよ…」
そうだよね、昨日のあの様子だと、ハボック少尉が入り込むすきまはないみたいだし…。
結局、大佐とエドワード君はらぶらぶなんだよ。
「でもな〜。勝てる見込みはないんだけど…。諦められないんだよな…」
ハボック少尉、本当にエドワード君の事が好きなんだね。
「へ〜、お前が本気になるなんて珍しいな」
ブレダ少尉はしつこく話し掛けてる。
「俺はいつも本気だよ…」
そう言って、ハボック少尉はタバコに火を付けて吸い始めた。
タバコは吸いすぎるとからだに悪いんだよ?
…今日のハボック少尉は、いつもよりもタバコを沢山吸ってた。きっと、イライラしてたんだと思う。
まわりの皆やご主人さまから文句を言われてたけど、全然聞こえてなかったみたいだ。
結局最後は、ご主人さまのあの「バンッ」て言うので吸うのを止めてた。
と言うか、止めさせられてた。
ハボック少尉、泣いてた。(たぶん恐怖で)
なんだか物凄く可哀相になって、傍に行って慰めてあげた。
僕が慰めに来てるとは思ってないだろうけどね。
前へ|次へ
□ 日記を書き直す
□ この日記を削除
[戻る]