05/04の日記

12:33
デート。
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今日は、大佐とエドワード君がデートする日だ。僕はそう思ってる。絶対そうだ。…自信なくなってきた。
僕はご主人さまに氣付かれない様にちゅういして、イーストシティーの中の、いろんなお店が並んでる場所へ走っていった。買い物するとしたら、やっぱりそう言う所に行くでしょ?

失敗した。こんな広いまちの中で二人を見付けるなんて、どう考えても無理だよね。…まして僕は犬だし。
しばらく歩き回って探してみたけど…。み・見つからない…。

諦めて帰ろうと思ってたその時、ちらっと金色の三つ編みが見えた。
見上げてみると、服装はいつもと違うけど、確かにエドワード君だった。で、すぐ隣には、やっぱりいつもの服装とは違う大佐が寄り添ってた。(当たり前か。いつも見てるのは仕事で着てる制服だもの)

大佐の手には、袋が幾つかあるからもう何件か買い物したみたいだ。

昨日は嫌々付き合うような事を言ってたエドワード君だけど、こうやって見ると、何だか楽しそうだ。

やっぱり、二人は恋人どうしみたいだ。

本当は、いつも一緒にいたいんだろうな。でも、エドワード君達には旅をする目的があって。大佐はそれを支えてて(たぶん)。

…あ、大佐が無理矢理腕を組んだ。

「な?何すんだよ!」
「恋人同士なのだから、腕を組むのは自然な事だろう?」
「俺とあんたじゃ不自然だろうが!!」
「何だ、照れているのかね?」
「照れてねぇ〜っ!!」

いつものじゃれあいが始まった。本当に仲がいいや。
僕はそろそろ司令部に帰らないといけないかも。
それで、急いで帰ったんだけど…。


「ブラックハヤテ、今までどこに行ってたの…?」

ああ、やっぱりご主人さま怒ってる…。

この後どうしたかは、聞かないで欲しい…。

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