05/29の日記

03:13
考える。
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大佐とエドワード君、仲直り出来たのかな…。

そんな事を考えながら、だいぶ暖かく…と言うか、ちょっと暑い司令部の中庭の、木の影でお昼寝をしてた。

もしかしたらご主人さまは、ハボック少尉の暴走を止めなかった事、後悔してたのかも知れない。
あそこで止めていれば(いつも大佐にしてる様に銃を突き付けるとか)、大佐が誤解する事もなかっただろうし、エドワード君が泣く事も無かった。

大佐に助言?をしたのは、エドワード君の涙をこれ以上見たくないから、って言ってたな。
ご主人さまも、エドワード君の事、物凄く氣にしてるみたい。

それにしても、報われないのはハボック少尉だ。
これじゃあ全くの悪者だよね。
ハボック少尉も、ただエドワード君の事が好きなだけなのに。

こういうのは、『さんかくかんけい』って言うんだって、司令部の誰かが言ってた氣がする。

今日は珍しく、大佐もハボック少尉も非番でお休みだから状況がどうなってるのかが分からない。

随分前みたいに抜け出したいのはやまやまだけど、僕はエドワード君たちが泊まってる所、知らないんだよね。
それに、今度見つかったら…ご主人さまにどんな躾をされるか分からない。

要するに、ご主人さまが恐いんだよね。
普段が優しいだけに、言い付けを守らなかったりするととてつもなく恐い。大佐相手に銃を構える位だから…考えるだけで、背筋が凍る。

…ちょっと大げさだったかな?


ああもう、氣になって氣になって、お昼寝どころじゃなくなっちゃったよ。

あ、でも、仲直り出来たとしても、一番の壁が立ち塞がってる。

アルフォンス君…。

この難関を、どうやって乗り越えるかが一番重要 になってくると思うよ。

あのどす黒いオーラは、エドワード君を想っての物だと思うから。

……氣になる〜。

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