06/01の日記
02:02
注意書き。
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えーとですね。
ここから数日分、ブラハの日記ではなく、エド、アル、ロイ、ハボの気持ちを書いていこうと思います。
ブラハ視点では、どうしても伝えられない部分とかが出来てしまうかな、と思いまして。
ブラハの語りが読みたい!と言う方には申し訳ないのですが(いますか?いまいち反応が無いので、とても不安なんです…)
これからの展開が判りやすくなればと思い、そうしました(余計判らなくなるかも?)
痛い展開で申し訳ないです…。まさか私自身も、こんな展開になるとは思っていなかったもので…。
では、長々と失礼しました。
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01:54
アルフォンスの気持ち。
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…兄さんは、意識が戻ってからずっと元気が無い。
意識が戻って直ぐに、司令部の皆に来てもらおうとしたら、
「…呼ばなくていい。誰にも会いたくない…」
って、頑なになって。司令部の皆には氣が引けたけど、精神状態が不安定な兄さんに、余り刺激を与えちゃいけないと思って、電話でその事を伝えた。
それからの兄さんは、病室のベッドで上半身を起こして、ぼーっと窓の外を眺めているか、横になっているかで。
「兄さん、お腹空いたでしょ?何か…」
「…いらない。食欲がないんだ…」
こんな感じで、食事を採ろうとしない。
この儘じゃ、兄さんの身体は弱っていく一方だ。
仕方がないから、お医者さんに頼んで、兄さんが寝ているうちに栄養剤を打ってもらってる。
…栄養剤だけじゃ、たかが知れてるけど、打たないよりはましだから。
沢山栄養採らないと、元気になれないよ、兄さん。
ゆっくり、少しずつでいいから、元気になって欲しい。
僕、兄さんの笑顔が見たいよ。
それにしても。
兄さんは、そんなにも大佐の事が好きだったなんて。
逢う度に、兄さんは憎まれ口叩いて、大佐は嫌味を言って。
この二人は、どうしていつも喧嘩ばっかりするんだろうって、いつも思ってた。
それって所謂『喧嘩するほど仲がいい』ってやつだったんだね。
ちょっと、嫉妬しちゃうかも。
とにかく今は、兄さんがいつもの様に笑ってくれる日がくるのを願ってる。
僕は、ずっと傍にいるからね、兄さん。
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