06/03の日記
02:04
ハボックの気持ち。
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あーあ。
俺、何であんな事しちまったかな。
大将の事、本当に好きで。大佐のものだって判っていても、諦められなくて。
あん時の俺は、かなり疲れてて、判断力が鈍ってたのかも知れない。
『少尉、あんま無理すんなよ?』
大将の言葉と、その仕草がなんとも愛らしくて、思わず抱き締めた。
疲れて判断力が鈍ってた、てのは言い訳だな。
正直、大佐に見せ付けてやれ、って思いもあった。
…大将も、少しくらい困ればいいって、思ってた。
…まさか、あんなに傷つけちまうなんて。
大佐に突き放された時の大将の顔、脳裏に焼き付いて離れない。
『少尉のせいだからな…』
ちくりと、胸の中が痛んだ。
どさくさに紛れて告白したけど、たぶん、いや絶対に、大将には届いてない。
当たり前だ。
大将は、大佐しか見てないんだからな。
少し位は俺の事も見て欲しい、なんて…。
大佐が大将の事、嫌いになれば、俺の事見てくれるかも知れない、なんて…。
なんて馬鹿なんだ俺は。
…とにかく、早く良くなってくれよな。
この儘じゃ、大佐の仕事が蓄まる一方だ。
その内大佐の机の周りに書類のバリケードが出来るかもな。
もう既に、似たような状態なのは、内緒な。
土下座して、謝るからさ。
早く、大将の笑顔が見たいッスよ。
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