06/04の日記
01:50
ホークアイの気持ち。
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何であの時、ハボック少尉の事を止められなかったのかしら。
いつもなら、直ぐ様愛用の銃を取り出して、それ以上の事は決してさせはしないのに。
私もだいぶ疲れが蓄まっていた、という事かしらね…。
でも、そんな事は言い訳にしかならないわ…。
エドワード君を、傷つけてしまったのだから。
氣付いた時にはもう遅かった。
ハボック少尉の腕の中で、哀しみに打ち拉がれた表情だった。
大佐もまさか、あんなに怒るとは思っていなかったから。
とてつもなく嫉妬深い人なのね。
エドワード君が、あれ以上傷つくのを見ていられなかったから、大佐に助言したのだけれど。
私の所為でもあったから。
…もう遅かった。
私がもう少し早く、大佐に助言していれば…こんなことにならなかったのかしら。
あなたが誰にも会いたくないって聞いた時、ああ、取り返しのつかない事をしてしまったと思った。
傷ついた心は、元には戻せないけれど。
エドワード君、あなたがまた、無邪気に笑える様になるのを願っているわ。
私に出来ることがあれば、何だってするわよ。
だから…。
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