06/14の日記

01:37
かいぎ。
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はぁ。昨日は…あんな光景を見るとは思ってもみなかった。
だって、司令部の建物の中でだよ?
どうして、執務室とかじゃなかったんだろう?あそこなら、大佐の部屋なんだから自由に使えただろうにね。


……あ。

そうか。

執務室だと、ご主人さまが入ってきたりして、邪魔されちゃうから?
…鍵を掛ければ大丈夫か。

何でだろうね。


そんな事を考えながら、うとうとしちゃう、昼下がり。

今日はエドワード君は来てない。
昨日の今日だし、また抜け出してきたりしたら、アルフォンス君に疑われちゃうものね。


大佐は、朝からかいぎでここには居ない。
かいぎに行く時、物凄〜くいやそうな顔をして、大きな溜め息を吐いてた。

『まったく…会議など、退屈過ぎて出る氣にならんな…』
『会議も立派な仕事の一つです。文句を言わずにきちんと出席なさって下さい』『そうは言ってもだな…』
『会議が早く終われば、その分エドワード君と過ごせる時間が増えますよ?』
『!!……では、頑張ってくるとしようか…』


……って、大佐はかなり分かりやすかった。さすが、ご主人さま。大佐の扱いには慣れてるなぁって思った。

その、大佐が早く終わらそうと張り切って行ったかいぎは、まだ続いてるみたいだ。

いくらエドワード君と過ごす時間を多くしようとしても、かいぎが終わらなくちゃどうしようもない。


大佐、ごしゅうしょうさま…。

ところで、かいぎって、なんだろうな?


………んう…。

なんだか眠くなってきた…。

…この部屋が、快適なのがいけないんだ…。

大佐が、かいぎから帰ってきたらどうするのか、見てみたいのに…。

ふあぁ…眠気には…勝てないや…。

眠りに落ちる寸前、大佐が帰ってきたのが分かったけど…。

もう駄目、無理。

ぐぅ。



――――夢の中には、やっぱり大佐とエドワード君のキスより先の光景が出てきた…。

その夢は、繰り返し何度も出てきて、起きた時、寝た氣がしなかった。


その時、顎ががくんてなったのは、内緒。
誰も見てなかったから、良かった。

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