長編1

□第二部
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身体に刻まれた、


無数の傷が疼き、


身をもがれるような激痛を伴う。




それは日々、痛みを増していき、



神経が正常な機能を発揮しない



闇に紛れて生きる事を選んだこの身体、

精神には、混沌とした闇しか住み着かず、



闇に埋もれ、生きながらえる。




もう何も、


望まない。



もう何も、


必要ないから、



お前の描く未来を、



見せてくれ。



序章 雲に埋もれた空


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