オリジナル
□Act1
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†第一章†
‡由貴side‡
オレは姫宮 由貴。
この春高校一年になったばかり。しかし、少し訳があって前の学校を転校することになった。
そして
「だぁぁぁ！職員室って何処だよぉ！」
只今新しい学校で迷子中…;;
職員室に挨拶に行かないといけないんだけど…
広すぎて迷っちまった。
すると背後からｸｽｸｽと笑い声が聞こえてきた。
オレは振り返った。
「見ない顔だけど転校生？」
そこには、ブルーの髪で瞳がグレーの、カッコイイ男子生徒が立っていた。
「はい…
職員室へ行かないといけないんですけど…」
「で、迷ったの？」
オレがコクりと頷くと、その人はオレの腕を引いて歩き始めた。
「あっあの？」
「連れて行ってあげる♪
俺は園田 光。２年Ａ組だよ。君は？」
「あっ 姫宮 由貴です。」
オレが自己紹介をすると、園田先輩は立ち止まった。