長編2(成代)

□成り代わり幸村サイド
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注意:風魔小太郎の自己流設定有ります。
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某月某日・・・・・・梅雨明けて蝉が煩くなりクーラーに慣れた現代っ子にはキツイ今日この頃。
デッカイ雛鳥を拾った―――。


いや、雛って年齢では無いんだが。
てか、人間だったりする。
ちなみに、いくら暑くて頭が茹だる寸前でも可笑しくなったわけでは無い。

川辺の石に腰掛け足をパシャパシャとさせていたら近くの木からボトっと落ちてきたのだ。
羽が舞っていて、最初はマジでデッカイ鳥かと思った。
佐助の飼ってる鳥みたいな感じかと。

あ、なんで川に居るのかって?←誰に言っt(ry
暑さにダレる私を見兼ねた佐助が近くの小川に行こうと誘ってくれたんだ。
本当に良い子だよ。

・・・・・・・・・私のだからな?←だから誰にi(ry


で、話戻すけど。
佐助と川・・・屋敷近くの森の中の小川に着いて、水辺だからか涼しい風に吹かれての〜んびりしてたんだよ。
んで、昼になったしといそいそと佐助手作り弁当を食べようとしてたんだ。
ちなみに中身は梅干のおにぎりと沢庵だった。
ニコニコと笹に包まれたおにぎりを手渡してくる佐助はとっても気の利く可愛い嫁だと思う。

・・・・・・・・・あげないからな?←

二人座れる大きい岩に腰掛けて、さぁ食べよう。・・・って所でさぁっ!!(思い出して怒り)
私を気に食わない身内か、真田狙った馬鹿か分からないけど、どっかの阿呆が忍を差し向けたらしくて気付いた佐助が始末しに行っちゃったんだよ。

マジ有り得ねぇよ私狙った奴死ねよホント。
誰か分かったら呪ってやる。(黒い笑み)

仕方ないけど1人で食べるのも嫌だった・・・というか、佐助とアーンできないのが嫌なので暇だし足を水につけてパシャパシャしてたら落ちてきたんだよ。

吃驚して思わず石(大人の拳大)を投げてしまったよ。ハハハッ。(酷っ)

ピクピクッ・・・・・・

あ、しまった後頭部に当たったか?
なんか痙攣してるよ。
佐助はまだ交戦中みたいだし、どうしようかなー。

ってか、敵かもしれないし止め刺しとくか?
でも既に怪我してるのか赤い髪が血の池で更に赤く染まってるし、背中に生えてる羽もげてるし、兜のせいで顔上半分は分からないけど覗く口からはか細い息しか出てないし・・・・・・ん?

なんか今、閃いた気がする。
ピクピクしてる物体に近付き仰向けに蹴飛ばす。

・・・赤い髪、黒い羽、顔半分隠す鉄の兜、赤いフェイスペイント・・・・・・・・・・・・え、風魔じゃね?


・・・・・・風魔じゃね?(何故2回!?)


うーわー、よくよく見たらコレ風魔小太郎だよ。
かなり若いから分からなかった。
佐助より年上だろうけど・・・幾つだ?

てか、元服する前に伝説に会えるとは思って無かった。
ゲームじゃあ北条との戦で会うのが初めてっぽかったし。

・・・・・・・・・どう見ても小太郎だよなぁ。(あ、名前よbi)


・・・取り敢えず手当てしとくか。
小太郎もけっこう好きキャラだったし。

そうと決まれば早速水筒(竹筒)の水と川の水で傷を洗い、何時も持たされてる(佐助用意)傷薬を適当に塗り、手ぬぐい(佐助用意その2)をガーゼ代わりに当て、弁当包んでた風呂敷を包帯にして結んだ。

  
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