ウンコ物語

□第一章 ウンコ生まれる
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ー2009愛媛ー
田舎町のごく普通の家庭で奇跡は起こった!

(こずえどうした?)

と、夫は嫁の顔色を見て声をかけた。

『雄一郎さん…じつわ、便秘でウンコがでないの…』

(何日くらい出ないんや?)

『もう二週間…もう浣腸しかないかしら…』

(それはいかん!さっそく浣腸せないかん!)

さすがに二週間の便秘はまずいと思い、雄一郎はすぐに浣腸の準備にとりかかった。

(こずえ!ケツ出せ!)

こずえは尻を高く突き上げた。その時ー!!

ぷっす〜〜〜

なんと、こずえは屁をこいた!あたりの空気がいっきに黄色くそまった!

(ぐはっ)

屁を吸い込んだ雄一郎はその場に倒れ、もがきだした。
(い…っ息ができん!目にしみる!くさい…臭いが!)
雄一郎が苦しみなが罵声をはいた。その時ー!

ズガン!

なんと、こずえが雄一郎の顔面を蹴りつけのだ!

『あんた!いつまでもがきよんよ!しっかりせんかい!マザコンが!』

ズバン!

こずえは、いきなり雄一郎の顔面、いや、鼻に肛門をすりつけた!

(やめてください…この状態で屁されたら死ぬ!死んでまう!)

無視してこずえは腹を叩きだした。

『さぁこい!さぁこい!アヘアヘ〜』

その瞬間ー!!
ずばばばばばばーん!

爆発音が鳴り響いた。
こずえは雄一郎の顔面いっぱいにウンコをしたのである。
雄一郎はもちろん即死だ、苦しまずに逝けたのは幸いだったか…。

『まぁキレイなウンコ』

こずえは自分のウンコの巻きぐあいにみとれていた。
その時奇跡が起こる!!

(おい!死ぬか思ったやろが!!屁ロテロリストが!)

なんとウンコがしゃべったのである!

『なんじゃ?お前雄一郎か?』

こずえはビビりながらもウンコに聞き返した。

(何言いよんやお前?旦那やろが!)

と言いながら雄一郎はふと自分の姿を見た。

(何!わしウンコになっとるやないか!)

こずえはいきなり走り出しオマルを持ってきた。

『あんた!こん中入っとき!』

(やかましい!おまるにやか入れるか!)

『あんた、ちょうどソフトクリームくらいの大きさやね!食べてみよか〜』

(食えるか!ウンコ食うなや!ポキール星人か!)

雄一郎は、イカレたこずえのボケにつっこみながら、オマルにまたがり叫んだ!
(わし!旅に出るわ!!)

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