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□新婚
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そんなある日



いつものように亮を送り出した将は、雲一つない青空の下で綺麗に洗われた洗濯物をパンパンっと皺を伸ばしながら干していました

すると、

ブワッ

将の近くに何か近づいてきました
何か確かめようと目を向けると

ストッ

と両手に少し重みのある白い包みが落ちてきました

「えっ」

その包みを将に落とした物体は、白い大きな鳥

「え?何?」

将がわけが分からずプチパニックに陥っていると、鳥はまたブワッと飛んでいってしいました

「?なんだったんだろう?これは、、、ナニ?」

将が恐る恐る包みを開こうとそっと手を掛けると、白き物体はもぞもぞっと動きました

「ふぇっ!生きもの?」

びっくりして思わず落としてしまいそうになりつつもう一度優しく抱き抱え、白い布をめくると

「えっ?赤ちゃん?」

布からは小さな頭と手を覗かせた赤ちゃんが顔をだしました

「うわぁ!あっ、でも…なんで?迷子?あっ違うか歩けないもんね…。鳥さんが間違えて連れてきちゃったとか?」

将は一先ずソファに赤ちゃん寝かせ
パニックでパタパタと走り回っていましたが、何か思いついたのかピタッととまりどこかに電話を掛けはじめました


プルルル…プルルル

『なんかあったのか』

「あっもしもし、亮さん!いま大丈夫ですか」

『ん?ま、大丈夫だな。どうかしたか』

「鳥さんが赤ちゃんをブワッてもっきてポスって。でとんでっちゃって」

『ああ?一先ず落ち着け。今から帰ってやるからじっとしとけ』

「え、あ、はい!」




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