別冊ウルトラマンレックス
□クリスマスエピソード00 作戦会議
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12月14日。
アスカ国もだんだんとクリスマスイルミネーションが増えて、スーパーやデパートではクリスマスケーキの予約が始まっていた。
地球防衛連合特殊軍アスカ支部も滑走路脇にある大きな木には毎年恒例のクリスマスね飾りつけ作業がSTAPメンバーによって行われていた。
「大きな木ですね?」
カドクラは始めての飾りつけにドキドキしていた。
「お前〜子供みたいだぞ〜!?」
ハシゴに登り飾りつけを行なっているミヅシマがそう叫ぶ。
「でも、なんで今年俺たちなんですか〜!?」
下からウエモトが叫ぶど、ミヅシマはため息をはきながら答えた。
「いつもはどこがするんですか?」
「後方支援部。でも今年は…。」
「ガクマ戦以来2ヶ月間さしあたって事件もないしな。」
ミズノがダンボールを抱えて滑走路からやってきた。
「たまには別の仕事もしないとな?はい、差し入れ。」
そう言ってカドクラ、ウエモトに缶コーヒーを渡す。
「ミヅシマ、行くぞおー!!」
ミヅシマにも缶コーヒーを投げる。
「そう言えばアラカワさん見かけないですね?」
カドクラが疑問を素直に言うと、アラカワがくしゃみを一つ司令室でした。
「あ〜風邪引いたかな?あぁそんなことより早く仕上げないと。」
アラカワは鼻をすすりながら、端末の入力を再開した。
「アイツはいまなんか2ヶ月ばかりなんかずーっと調べものしてるな?」
「まぁいいじゃない?」
「隊長ー!?電飾はいつつけますか?」
ミヅシマがハシゴを降りてコンセントを持ちながらミズノに聞く。
「今日からつけるから、もうさしとけ。」
「了解!」
ミヅシマがコンセントをつけると、クリスマスツリーが光り輝いた。